視点の転換と思索の始まり。
川湯ビジターセンターの裏手に広がるアカエゾマツの純林。そこは日常から隔絶された思索への入り口です。ガイドと共に森の奥へ足を踏み入れると、一本の木に刻まれた大きな樹洞に出会います。「なぜ、このような形になったのか」「この木は、自らのこの穴をどう感じているのか」。投げかけられる静かな問い。ただ通り過ぎるだけだった見慣れた風景が意味を持つ存在へと変わり、私たちの凝り固まった視界が少しずつ開かれていきます。



小さな花が教えてくれる、見えるものと本当の姿。
白い花が咲いている――そう思って足を止めた植物も、実は見えているものがすべてではありません。花びらのように見える4枚の白い部分は、本当の花びらではなく葉が変化したもの。その中央には、小さな花が数十個も集まってひとつの花のような姿をつくっています。さらに足元を見比べると、葉が4枚のものと6枚のものがあり、花を咲かせるのは6枚葉の個体だけ。よく似た姿に見えても、それぞれ異なる成長段階を歩んでいるのです。自然は、一目で分かったつもりになるほど単純ではありません。少し立ち止まり、注意深く観察することで、植物たちが隠している小さな驚きと、生命の巧みな仕組みに気づかされるでしょう。


見えない時間と内なる問い。
森の奥で出会う、本来高山にしか咲かないはずの植物や、大地に横たわる倒木の姿。それらは、足元の地中深くで数十万年も続く火山活動という「見えない世界」の息づかいを物語っています。目に見える生命の姿やその微かな差異から、果てしない地球の時間と自然の摂理に触発されるひととき。30分から1時間、ただ歩くのではなく森の深淵と対話する。それは、あなた自身の内なる問いと静かに向き合うための時間への招待です。



INTERVIEW
地球の断片に魅せられて。好奇心がひらく。
川湯ビジターセンター 安藤 心さん

体験概要
| 開催日 | 2026年7月25日(土) |
|---|---|
| 申込締切 | 2026年7月24日(金)午後12時まで |
| 体験名称 | 長い時間軸に身を置き感じる、自然の楽しみ方。 |
| 所要時間 | 約60分 |
| 開催時間 | 15時から16時まで |
| 集合場所 | 川湯湯けむりビアガーデン会場内 受付テント |
| 対象 | 年齢不問 |
| 定員 | 10名程度 |
| 参加料金 | 無料 |
| キャンセル料 | キャンセルは3日前までにお願いします。 |
| 申込 | 下記申込フォームから申込ください。 |
注意事項など
| 服装 | 靴: 服装: 帽子: 雨具: |
|---|---|
| 持ち物 | 飲み物 |
| その他 | 天候や路面状況により足元が滑りやすくなる場合があります。ヒールやサンダルでのご参加はご遠慮ください。天候等により中止または時間変更となる場合があります。掲載内容は自然環境や天候等により変更となる場合があります。 |