知識から感覚へ。森と自己を繋ぐ静かな対話。
長らく都心で編集者として仕事をしてきた後、弟子屈町に移住してきた井出さんによる探究から生み出したこのプログラムは、まず自身の内面を振り返ることから始まります。その後、川湯の森へ。通常のネイチャーガイドのように、目の前にある花の名前や生態系の基礎知識を学ぶことだけが目的ではありません。「この自然に触れて、あなたはどう感じるか」。井出さんがナビゲートするのは、知識の探求ではなく、参加者自身の内面へと向かう静かな問いかけです。ごつごつとした木の幹の造形、足裏へ伝わってくる柔らかな土の感触、木漏れ日が落とす光の強さや明るさ。普段は見過ごしてしまう微細な自然のピースを一つひとつ丁寧に紐解き、五感を解放していくことで、凝り固まった思考と身体がゆっくりと解きほぐされていくのを感じるはずです。



香りと対話が導く、自己を「リフレーム」する時間。
森での感覚の解放を経た後は、アカエゾマツの葉*を蒸留し、アロマウォーターとハンドクリームを作る体験へと移ります。しかし、これも単なるワークショップではありません。蒸留という静かな作業工程の中で生み出される豊かな香り、液体の色の変化、そして完成していくプロダクトの感触。その一つ一つを「どう受け止めていくか」を、丁寧に進めていきます。プライベートな悩みを吐露するわけではありません。ただ目の前で起きる変化に意識を向け、対話を重ねるうちに、単なる気分転換を超えた、自分自身の内面を再構築する「リフレーム」のプロセスが静かに進行していくのです。
*使用するアカエゾマツの葉は、井出さんの個人宅敷地内から採集したものを使用します。


多様な感覚を受け入れる、心に「余白」を持つこと。
日々、仕事や生活、そして人生そのものに追われ、心がギュウギュウ詰めになっている状態では、この体験の価値を受け取ることは難しいかもしれません。このプログラムを通して伝えたいのは、自分とは異なる「新しい他者の考えやスタンス」や、スピリチュアルな話ではなく「自然がどう成り立ち、何を内包しているか」という真理を、すっと受け入れることの重要性です。自分の物差しだけにとらわれず、他者や自然の物差しを受け入れるだけの「余白」を心に持つこと。多様な感覚を大切にできるしなやかな状態を取り戻したとき、川湯温泉でのこの静かな体験は、あなたのこれからの日常を豊かに照らすきっかけとなるはずです。




ツアー概要
| 体験名称 | 感覚をひらく秋の紅葉散策と蒸留体験。 |
|---|---|
| 所要時間 | 約90分 |
| 開催時間 | ・10時から11時半まで |
| 集合場所 | 川湯ふるさと館 |
| 定員 | 7名 |
| 対象 | 18歳以上 |
| 参加料金 | おひとり ¥1,500 |
| キャンセル料 | 前日50% 当日100% |
| 料金に含まれるもの | ワークショップで制作したハンドクリーム |
| 申込 | 下記申込フォームから申込ください。 |
| 支払い方法 | 現金のみ |
注意事項など
| 服装 | 服装:動きやすい服装 |
|---|---|
| その他 | 温泉街に広がる森の散策です。天候により足元が滑りやすくなる場合があります。ヒールやサンダルでのご参加はご遠慮ください。掲載内容は自然環境や天候等により変更となる場合があります。 |