情報発信局から

9月28日(日)ゆけむりエコプロジェクトin温泉川を開催しました。

このプロジェクトでは、昨年完成した川湯岩盤テラスを中心にそこから流れる温泉川の川底を整備清掃するもので、温泉川を岩盤剥き出しな本来の姿に戻すべく岩盤の上に堆積した砂利のほか、周囲のホテルから出てしまった食器や瓶の割れた破片、増改築時のお風呂のタイルなど温泉街の成長とともに出てしまう長年放置されたゴミなども一緒に取り除く作業となります。

今までは川湯地域運営協会を中心に地域関係者でこの作業をしていましたが、今回初めて一般の方にも参加して頂こうと広く募集し、子供から大人まで町内外合わせて31名の方に参加していただきました。

川底の岩盤を傷つけてはいけないので重機やシャベル等も使えず、長靴と手袋を着用し源泉が流れる熱い温泉川の中、みなさん汗を流しながら手作業で一生懸命頑張ってくれました。

中には今では見なくなった昔のジュース瓶などが出てきて「懐かしい」「宝探しみたい」なんて言う方もいて大変な作業ではありますが楽しんで作業している方もいたのが印象的でした。

今回の作業では土嚢袋約500枚、重さにして4,800kgの砂利を撤去することが出来ました。それでもほんの一部、まだまだ終わりではないので今後も少しずつ皆さんと温泉川を綺麗にしていきたいと思いますので次回開催もよろしくお願い致します。

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阿寒摩周国立公園川湯地域
運営協会副会長

宮﨑 健一

北海道弟子屈町川湯温泉出身。2011年阿寒摩周国立公園川湯地域運営協会に入会。2005年から2025年3月まで、川湯温泉でダーツとお酒の楽しめる店「Darts bar TANTO」を経営。川湯温泉の好きな温度は高温。